しかし、チャンプになった彼女たちのボクシングを選んだ理由は意外だ。
「体重を落としたかったから」
つまりダイエットのためにボクシングを始めた女性が多いのだ。
韓国の有力紙「朝鮮日報」によると、大部分の男性選手が賞金を狙い、世界チャンピオンになる夢を抱いてボクシングを始めたのに対し、女性チャンプは、1人を除いて「他人と違うスポーツをしたかった」「スリムになりたかった」が理由。
そして、「やっているうちにボクシングの魅力にとりつかれて、チャンピオンになっていた」(IFBA女子フライ級、チェ・シンヒ選手)という。
韓国で女子プロボクシング界への進出が始まったのは、2003年。イ・インヨン選手が韓国女性として初の世界タイトルを取り、マスコミの注目を集めてからだ。
2003年から2005年までにアマからプロへの転向が相次いだ。現在、女子プロ選手は約80人いる。
男子プロは約420人だが、世界チャンピオンは1人だけ。男子の場合は力を付けると賞金狙いでK−1に転身する選手が多いからだ。
韓国女性のダイエットへの関心は“世界一”といわれている。ソウルの街角には確かにスリムな女性が多く、春から夏は“へそ出しルック”が目を引く。
ちなみにボクシングのダイエット効果により、ソウルのジムに女性が増え、所属の30%が女性というジムもあるほどだ。
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